Why?

なぜ、パイナップルなのか

美味しさが違うから。

初めて石垣島でパイナップルを食べた時はとても驚きました。
甘くてみずみずしくて香りも良くて… それまで食べたパイナップルは外国産がほとんど。
似ているけど、違う果物のようでした。

島に移住して月日が経ち、そんな美味しいパイナップルも当たり前になりましたが
ふと本州に帰った時に気づいたことがありました。

輸送事情が良くなり、いつの間にか沖縄県産や台湾産のパイナップルが
本州でも気軽に手に入るようになったのに…

島のパイナップルとはなにか違う」ということ。

Place

なぜ石垣島なのか

適した気候だけじゃない

石垣島は沖縄本島よりも
元々パイナップルが育つ熱帯地域と気候が似ています。

また、パイナップルは「追熟しない」果物。
収穫してから保存することで甘くなるバナナのような果物とは違い
収穫してから少しずつ劣化が始まります。

でも熟したパイナップルは衝撃にとても弱いんです。

つまり「適した気候で育て、畑で熟したパイナップルを収穫してすぐに食べられる場所」が
一番パイナップルが美味しい場所。

それが石垣島でした。

Dream

私たちの、目標と夢

私たちは島パインを農家さんから直接買い付けています。
石垣島でパイナップル食堂を始めてから、農家さんと関わる機会がたくさんありました。
毎日丁寧に2年もかけて栽培してくれた美味しい島パインたち…
「島パインが足りない!」と言えば「採りに行ってくるよ!」といつも優しく応えてくれる農家さんたち。
島パインがなければ、パイナップル食堂の運営はできません。

島パインの収穫方法はただ一つ。「手で一つ一つ収穫する」ことだけ。
暑い中、島パインの葉で怪我をしないように長袖長ズボンの作業着を着て、熟成度合いを確かめながら、鎌で一つ一つ刈り取っていきます。

それでもマンゴーと比べて島パインの市場価値は高くなく、さらに「石垣島産」がブランド化していないため
高価で買い取ってもらうことは容易ではありません。

だから私たちの目標は
「島パインをもっともっと有名にして、全国に広めること」(妥当マンゴー!)
「島パインの価値を上げて買取価格を上げること」
この2つです。

「食べて終わり」な食堂ではなく、いろんな企画を考えながら、がんばります!

2022年3月OPEN

パイナップル食堂のこと

2022年、パイナップル食堂をオープンすることとなりました。

2021年から準備を重ね、たくさんの人にパイナップルを広めたい!という思いと意思を持って
信頼できる仲間と、大好きなこの土地で。

ロゴはもちろんパイナップル。
一番美味しいパイナップル、という意味を込めて王冠を被せました!

そして名前の由来になったのは 島にたくさんある食堂たち。
おじいやおばあが切り盛りする食堂も多く、昔からずっとずっと島の人に愛されてきた食堂。
私たちもそんなふうになれたらいいな、という思いを込めて名付けました。

正直お洒落な英語の店名にも憧れはあったけれど…
私たちの目指すお店は 「みんなが笑顔になれる場所」

島の食堂がお手本だから
子供も大人も年齢・性別関係なく親しんでもらえますように。
そんな思いの詰まった大好きな名前です。

飲食店だから「美味しい」のは当然。
訪れてくれた人が楽しめるように、スタッフが働く楽しさを持って人と接することができるように。そして、私たちの目標を叶えるため、
パイナップル食堂は「楽しい」も「おもしろい」も追求していきます!